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水樹奈々「THE MUSEUM」発売な駄ネタ@20070207

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なんだか社長がタイーホされてから久しいlivedoorが堕ちてるっぽいのでlivedoor blogのエントリはまた後で。


(要約のためのメモ書きをおまけに付けます。完全な訳では全然ないところに注意。無断転載もいいところですが、アップル日本に本物が掲載されたらリンクに差し替えます。)

iPod とiTunes storeの成功によって、多くの国や機関がFairPlay DRMを「オープン」にするよう呼びかけている。iTunes Storeで購入したDRM楽曲を他社製の音楽プレーヤやソフトウェアで再生できるように、また他社の音楽サービスから購入したDRM付き楽曲をiPod で聴けるように。まず現状とそこに至った理由を分析したのち、将来考えられる三つの選択肢を述べる。

まず、iPodは「オープン」な形式に対応している。DRMなしのmp3やAACフォーマットを再生できる。CDからインポートしたファイルはmp3やAACに変換されるため、プラットフォームを問わず再生できる。

問題はiTunes Storeで販売する(DRM縛りつき)楽曲。アップルは楽曲の権利を持っていないため、音楽の販売にはレコード会社から配布のライセンスを受けねばならない。主要な相手はいわゆる「big four」と呼ばれるレーベル、つまりユニバーサル、ソニーBMG、ワーナー、EMI。この4社は世界の音楽の70%以上の権利を持っている。アップルが音楽販売のためアプローチしたとき、四大レーベルは違法コピーを強く警戒して保護を要求した。答えはiTSから購入する曲を秘密のソフトウェア (FairPlay DRM)で包むことにより、承認を受けていない機器で再生できないようにすることだった。

交渉の結果、アップルは当時としては画期的な「5台までのPCで視聴可」「台数無制限のiPodに転送可」という利用権を取り付けた。現在でもほとんどの音楽サービスより融通が利く。しかしこの契約の条件は、もしiTunesのDRMが破られた場合、数週間以内に修復しなければすべての楽曲を引き上げるというものだった。

違法コピーを防ぐため、DRMは特定の認証済み機器でしか再生できないようにプロテクトをかける必要がある。つまりもしDRMのかかった曲がインターネットで公開されても、ダウンロードした人のプレーヤでは再生できないようにする。このため、DRMは「秘密の鍵」を使う。秘密(の鍵)を使わずにコンテンツを保護する方法は存在していない。つまり、どんなに高度な暗号を使って曲をロックしたとしても、ユーザのコンピュータや音楽デバイスで再生するためにはかならず解読のための鍵を「隠す」必要がある。秘密を隠す方法に依らないDRMを実装できたものは誰もいない。

問題は、世の中には頭の良い人が大勢いて、中には自由に使える時間があってそうした秘密を公開したがる人もいること。そのため、DRM企業は新しい隠し方を考えて頻繁にソフトをアップデートする必要がある。アップルのFairPlayは何度か破られたが、そのつど修正してきた。


この背景を踏まえて、将来のための三つの選択肢について考えよう。

第一は現在の路線を続けること。アップルを含む企業は「上から下まで」のプロプライエタリな(互換性のない)システムで競争している。マイクロソフトの Zune storeで買った曲はZuneでしか聴けず、ソニーのConnectで買った曲はソニーのプレーヤでしか聴けない。現在の状況はこれ。消費者には広い選択の自由があり、革新的な製品が次々と登場している。

プロプライエタリな音楽ストアで購入した曲は特定のプレーヤでしか聴けないため、ひとつの会社の製品に縛られてしまうという主張もある。iPodについては、これは真実ではない(iPodの販売数×容量からすると、iTunesで販売された楽曲(20億曲)では3%しか埋まらないことから。平均的なiPodに入っているライブラリのうち97%はDRMのない楽曲になるという理屈)。よってiPodユーザはiTunesに縛られているわけではない。

第2の道は、アップルがFairPlay DRMを競争相手にライセンスして、他社製のプレーヤでもiTunes Storeの曲が聴ける・他社の音楽ストアの曲でもiPodで聴ける互換性を実現すること。これは一見よい考えに思える。消費者にとっては選択肢が広がり、アップルにとっては多少のライセンス料金を得られるため。だがこれにも問題がある。ひとつはDRMの「秘密」を多くの企業に明かさねばならないため、流出の危険も増えること。また破られた場合のアップデートも非常に難しくなる。

ことのことからアップルは、もしFairPlayを他社にライセンスした場合、レコード会社と結んだ契約を維持することが難しくなるという結論に達した。マイクロソフトの「オープン」なDRMから「クローズド」なDRMへの移行もおなじ判断に基づいているかもしれない。

第三の選択肢は、DRMを完全に捨てること。すべてのオンライン音楽ストアがDRMフリーな曲を販売する世界を想像してみよう。どのプレーヤを使っていても、どの店から買った曲でも再生できる。どの音楽ストアもすべてのプレーヤ向けに曲を売ることができる。もちろん消費者にとっては最善の選択肢であり、アップルも即座に対応するだろう。もし四大音楽会社がDRMなし販売を許すなら、iTunes StoreはDRMフリー曲だけを販売する。

レコード会社がアップルや他の企業にDRMプロテクトなしで販売を許す理由は?一番シンプルな答えは、DRMはこれまで音楽の違法コピーを防ぐ役には立ってこなかったし、これからも決して役に立たないからだ。四大レコード会社はすべてのオンライン販売楽曲をDRMで保護するように要求する一方で、まったくプロテクトのないCDを毎年数十億枚も販売している。音楽CDにはどんなDRM も開発されてこなかったし、CDで販売された曲は簡単にインターネットで配布でき、どのプレーヤでも再生できる。

2006年に各オンラインストアで販売されたDRM楽曲の総数は20億曲に満たない。一方で、なんのプロテクトもないDRMフリーなCDは200億曲以上がレコード会社自身によって販売されている。この傾向が変わる兆しはない。なぜなら、レコード会社の収益の大部分はDRMをサポートしないCDプレーヤで再生できるCDの販売から来ているからだ。

では、音楽の90%以上をDRMフリーで販売しているのに、残りの数%をDRMで使いにくくして売る意味はどこにあるのだろう。どこにもないように思える。DRMシステムを開発、運営、更新するための技術的・資金的障壁のため、DRMつき音楽ストアへの参入者は限られている。この障壁がなくなれば、より新しい画期的な音楽ストアやプレーヤへ参入する企業が一気に増えるかもしれない。これはレコード会社にとってもプラスにしかならないだろう。

欧州では、DRMシステムに対する懸念が多く挙がっている。現在の状況に不満な人々は、レコード会社に対して DRMフリーの曲を販売するように説得することに努力を傾けてはどうだろうか。四大レコード会社のうち2と1/2は欧州にある。最大のユニバーサルはフランスのビベンディの子会社、EMIはイギリス、BMGの半分はドイツのベルテルスマン。アップルやほかの企業にDRMフリー楽曲の販売を認めるようこれらの企業を説得すれば、真に互換性のある音楽市場が生まれるだろう。アップルは心から歓迎する。

なかのひと
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